本日も、ご覧頂きありがとうございます。
使用実績のあるワームのリストということで、東京湾ボートチニングにおいて使用するワームのインプレ レビューをさせて頂きます。
巷にはホッグ系のワームが溢れていますが、ほとんどのワームが本来バス用です。
チニングにおいて重要なのはリトリーブにおいて安定的に「見切られない」アクションが出るかどうかだと考えています。バスフィッシングではホッグ系のワームを巻いて使うことはあまり無く、むしろボトムバンプやシェイクで使用する事が多いと思います。ここがチニングとバスの大きな差なので、巻いた際のアクションをイメージしつつ選んでみると良いかと。
下記したワームは、基本的に10g中心(5g~14g)フリーリグで使用しています。
☆は東京湾ボートチニングにおける使用頻度・オススメ度となります。毎度の事ですが、過去に使用していないルアーはこのリストに入れていません。すべて使用した上でのレビューとさせていただいています。
2023/2時点
必携!最も使用頻度が高い先発ラインアップ
メガバス ロックホッグ2.5インチ
☆☆☆☆☆
こちらの記事でも紹介させて頂いていますが、その日最初に使用するパイロットワームとしてとても優秀です。
しっかりと動くのですが存在感があり過ぎないアピール力・針持ちの良さ・実践的なカラーラインアップ等、欠点と言える欠点はあまりありません。強いて挙げるなら、ボディ後部(オフセットフックの針先が来る部分)が細くて、裂けやすい点です。アクションとのトレードオフなのでしょうけど、ここの耐久性がアップすればチニングワームとしての一つの完成形だと思います。
私もほとんどの釣行で最初に投げるワームです。このワームで釣ってみて、もう少しアピールを上げたい(魚がルアーを見つけきれていない)と感じたらクレイジーフラッパー2.8インチ か、ダッドカット3インチ にローテーションします。「魚がルアーを見つけきれていないかどうか」をどうやって判断するのさ?というところ、非常に難しいですが、、、すごく簡単に言ってしまうと「バイト数は少ないけど深い」「水色が濁っている」等で判断しています。
逆に、見切られている様ならもう少しアピール力の少ないワームに変更します。ハリーシュリンプ3インチやベローズスティック、テールスライダー等が多いです。こちらも難しいですが、「チェイスはあるがバイトに至らない」「水色が澄んでいる」等で判断します。
カラーはイソガニ・グリーンパンプキンを中心にローテーションします。この2色、あまり差がないカラーですが、明らかにどちらかが強い日もありますので、両方試してみてください。
余談ですが、ワンサイズ大きい3インチは、アイナメやマゴチに効果的です。
ケイテック クレイジーフラッパー2.8インチ
☆☆☆☆☆
チニングのド定番ワームだと思います。一時期は東京湾周辺の釣具店から絶滅している程の人気でした。
私の中でもロックホッグと双璧をなす、よく釣れるワームです。
ロックホッグより若干アピール力が強いと考えていて、水色が濁っていたり、活性が高く高タンパクな餌が求められているシチュエーションで効果的です。個人的には盛夏に効くと思っています。人間の目からすると、ロックホッグと大きな差はないのかな、と感じますが、明らかにどちらかのワームだけが強い日もあるので、ワームローテーションの重要性がよくわかります。
パッケージデザインも秀逸で、本当に良く考えて設計しているな、という印象を受けるワームです。無駄なパーツがないです。強いてクレームつけるなら保管中の匂いがキツイです。あとは針持ちが悪い。
メインじゃないが出番多し 使い勝手の良い中継ぎ陣
ボトムアップ ハリーシュリンプ3インチ
☆☆☆☆★
メインで使用しているロックホッグ・クレイジーフラッパーのフォローで使用する機会が多いワームです。
シルエットも細く、巻いてきた際の波動も細かいので、プレッシャーが高かったり急激に水温が変化したりと、食い渋った際に強いと考えています。春先や晩秋など、水色がクリアアップした際でも見切られづらいです。
ローアピール系ワームの中では一番使用頻度が高いです。
グリーンパンプキン・シナモンブルーフレーク・グリパンチャート等、チニングで使用頻度の高いカラーが細かくラインアップされているのも使いやすいポイントです。尻尾をカットしながら使えるので針持ちもいいです。
ジークラック ベローズスティック2.8インチ
☆☆☆☆★
通称うまい棒。特にキビレ狙いの際、ストレート系のワームが強いシチュエーションがあります。その際に使用頻度が高いワームです。ワーム自体の動き・ギミックが少ない分、ロッドワークを駆使して誘う楽しさもあります。
ハイドアップ スタッガーワイドツインテール2.7インチ
☆☆☆☆★
扁平系もローテーションの一角として使用しています。
シルエットがメインベイトのひとつであるカニに近いのか、喰いもいいのですが、キャスト時に回転してしまう(ピンスポットに入れにくい)のが難点です。もじゃもじゃ系と同じく、扁平系がやたら強い日があります。
ピンポイントで効果的 スポット登板選手
イマカツ ダッドカット3インチ
☆☆☆★★
もはや何でもあり系のエキセントリックな外観のワームです。ギミックも多く非常にハイアピールです。
2022年シーズンの夏場、水色が濁ったポイントを中心に活躍してくれました。
もじゃもじゃ系が強い日も確かに存在するので、侮れないワームです。
ケイテック リトルスパイダー3インチ
☆☆☆★★
ロックホッグ・クレイジーフラッパーより少し波動は弱めですが、もじゃもじゃが付いているのでシルエットでアピールできるワームです。私の中ではどちらかというとあまり活性が高くない状況でローテーションするワームで、フォールスピードを抑えられるので岸壁にタイトにクロダイが付いている状況で使用しています。
他、使用はしてみたけども…
OSP ドライブクロー 3インチ
☆☆★★★
こちらもチニング用定番ワームとして、よく動画等で紹介されていますが、個人的には巻いた際のアクションが弱いのであまり使用していません。チニングを始めた時点で豊富に在庫を所有していたので初期は投げていましたが、最近は使用していません。どちらかというと巻きよりもロッドワークで使用していくと効果的なワームと考えていて、カサゴやソイ・アイナメ狙いの釣行での出番が多いです。
OSP ドライブビーバー 3インチ
☆☆★★★
私の中のジャンルとしては、上で紹介したドライブクローと同じで、巻きよりもロッドアクションを駆使して使っていくワームと考えています。全体的なアピール力としてはドライブクローより上なので、縦ストにつくクロダイをフォール+ワンアクションで拾っていく様な展開で使用していました。しかしこの様な状況の為にわざわざワームを変える必要があまりない(ロックホッグ・クレイジーフラッパーの通しで充分)ということもあり使わなくなりました。
以上となります。こちらのリストは随時アップデートしていきます。ご参考になれば幸いです。